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桜えびで町おこし

由比で講演会
地域ブランド効果学ぶ (静岡新聞より抜粋)
ネーミングの効果などについて
参加者に説明する渡辺さん(右)由比町役場

 来年四月に施行される改正商標法に伴い、「由比桜えび」の地域ブランド化を目指す由比町水産業振興協議会(会長・望月俊明由比町長)は31日、町内のサクラエビ加工業者や漁協、町職員などを対象とした「町おこしセミナー」を開いた。
 既に商標登録を持つ「富士宮やきそば」の仕掛け人3人を講師に迎え、約80人の参加者が地域ブランドを使った町づくりの手法を学んだ。
 講師を務めたのは「富士宮やきそば」の商標登録業務を行った塩川修治弁理士、富士宮市職員の渡辺孝秀さん、「富士宮やきそば学会」の渡辺英彦会長。塩川弁理士は改正商標法の概要を説明し、渡辺孝秀さんと渡辺英彦会長は、地域ブランドの取得に至るまでの経緯や効果などについて話した。
 行政の立場から「富士宮やきそば学会」の支援を行う渡辺孝秀さんは「行政が住民の勝手連的な動きを促していくことが大切」と強調。渡辺英彦会長は団体の名前をあえて「学会」とした理由などを紹介し、「発信する情報を一工夫することで反響が全く異なってくる」とネーミングの効果を解説した。


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