12月13日付 静岡新聞9面の「キーパーソン最前線」というコーナーにて当法人代表の渡辺が掲載されました。
富士宮市民有志で2000年に発足し、ご当地グルメ「富士宮やきそば」を全国区に広めてきた同学会。
今年は文化庁の新制度「100年フード」に富士宮やきそばが認定を受けた。地域の活性化、地域で愛される食文化を次世代にどのようにつないでいくのか、道筋を聞いた。
ー認定の受け止めは。
「学会の新たな氏名に一致した。富士宮やきそばを全国に広めるという使命を果たしてきたが、これからどう次世代にバトンタッチするか活動の方向転換を模索していた。地域には頑張っている若い事業者がたくさんいる。若い世代の応援が100年先の未来をつくる。学会での経験や培ってきたノウハウや人脈をつないでいきたい」
ー地元のクラフトビールやブランド牛と相次いでコラボを発表した狙いは。
「当初から一番の目的はまちの活性化。やきそばのブランド力を生かし、地域の魅力を発信したいどとの思いからコラボを企画した。やきそばを次世代に残
すためにも、地域全体を盛り上げていく必要がある。
新しい動きを発信し続けることで『富士宮やきそばが再燃しているね』という雰囲気にもつながる。若い世代からも新しい切り口を提案してもらえたらうれしい」ー改めて意気込みを。
「培ってきたネットワークを生かし、やきそばだけでないマッチングにも取り
組み、化学反応を起こしていきたい。魅力的な『素材』
は街角の何げないところに必ずある。リニューアルを進めている学会のホームペ
ージで地域の魅力や面白いものをリンク付けして巻き込む。まちの輝く物を見つけて磨いて、観光客と地域みんなで盛り上げたい」(静岡新聞富士宮支局・吉田史弥)
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