「⼤宮・村⼭⼝登⼭道啓発事業」委託業務実施報告

富士宮市富士山世界遺産課が行う「⼤宮・村⼭⼝登⼭道啓発事業」について、令和4年度に実施した⼤宮・村⼭⼝登⼭道啓発事業で取材した麓エリア〜五合⽬の続編として、今年度五合⽬から⼭頂までを対象にメディアツアーを行いました。
本業務では企画からメディアやガイドの⼿配等の実施にかかる全般の事項を業務仕様書に基づき包括して実施いたしました。

委託業務名

⼤宮・村⼭⼝登⼭道啓発事業メディアツアー

業務目的

世界⽂化遺産「富⼠⼭―信仰の対象と芸術の源泉―」は、25 個の構成資産(うち富⼠⼭域は 9 個の 構成要素からなる)で構成されており、市内には 5 個の構成資産・1 個の構成要素が存在しています。富⼠⼭が世界遺産に登録されて 10 年を迎えるところでありますが、⽂化遺産であることや構成資産への認知 はまだまだ啓発の余地があるところです。
本業務では、昨年度実施した⼤宮・村⼭⼝登⼭道啓発事業の続偏として、昨年度対象としなかった富⼠⼭五合⽬から⼭頂までを対象にメディアツアーを⾏うものです。

委託期間

令和5年6⽉30⽇から令和5年11⽉30⽇まで

掲載メディア:OPENERS オウプナーズ

「品性と知性の開拓者」をテーマに、こと・モノの背景に隠された選ぶ理由、選ばれる理由の物語を、編集者の視点を通して発信するライフスタイルメディアです。

富士宮ルートで登る日本の象徴。肌で体感する歴史。

掲載メディア:笑うメディアクレイジー

多くのPV 数をもつメディアで、歴史⽂化だけでなく、登⼭としての楽しさを伝え、多くの⽅に興味をもってもらう意図でライター体験型の記事を企画。

日本の象徴「富士山」の壮大さ、ちゃんと理解できていますか?

本事業の総評と今後の展望について

今回の事業では、⼤宮・村⼭⼝登⼭道についてはインターネットで調べれば欲しい情報が⼿に⼊る時代であるにも関わらず、⼗分な情報が掲載されていない状況であることを改善するために実施しました。
ユーザーに知られていないという課題の根本は、⼀般ユーザー向けの情報が不⼗分というところにありました。今回は、ユーザーがインターネット上で、どういうものかを知ることができるということを⼀つの成果とし、記事がインターネット上に残り続けるウェブメディアでの掲載の形をとりました。
また、前年度の記事をリンクでつなげることにより、連続した情報としてより広く、深く拡散できる状態を作ることができました。記事が残り続けるウェブメディアでの掲載により、世界遺産富⼠⼭の普遍的な価値を今後も記事リンクを通して紹介することが可能になり、今後の事業でも活⽤が可能です。

また、インバウンド観光客の増加に伴い、今後本事業の海外への発信に力を入れていく必要があります。⼀⼈でも多くの⽅に、「世界⽂化遺産富⼠⼭」について知ってもらう、興味をもってもらうことで、敬い⼤切にする動機づけにつながるきっかけづくりを当法人としても提案していきたいと思います。